赤ちゃんにおっぱいをあげる時の体の使い方
こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。
昨年末に息子が生まれまして、奥さんが子育て頑張ってます^^
もちろん僕もできる限り参加してますが、、、
やっぱり一日中赤ちゃんと一緒にいるの大変ですよね。
今は生まれてから2ヶ月が経ち、もう体重も6kg超えているのでずっと抱っこしてるのも大変そうです。
そこで今回は、赤ちゃんにおっぱいをあげるの時の体の使い方をシェアしたいと思います。
赤ちゃんを抱っこして、腰が痛くなったり、手首が痛くなったりされている方は多いと思います。
なので特にこの2つに絞って、体の負担を軽減する体の使い方をお伝えします。
あぐらの姿勢でおっぱいをあげる場合
1)腰痛対策
まず、お尻の下に座布団を敷きましょう。
骨盤が水平からやや前傾になって、楽に座れるバランスを探してみてください。
坐骨から恥骨へかけてのカーブを意識してそのあたりに重心が落ちてくるようにバランスをとります。
後ろから見た骨盤ですが、骨盤の底の2つの丸くなっているところが座る骨と書いて坐骨と言います。座っている時にお尻の下に手を入れると、固い骨があるのが分かります。そこが坐骨です。
前から見た骨盤です。骨盤の下の真ん中のところが恥骨です。
坐骨(後ろ)から恥骨(前)にかけてまるでロッキングチェアのように丸くなっています。
背中を丸めるのではなく、股関節から胴体を動かして赤ちゃんとの距離を調整するようにしましょう。
もう一つ大切なことは、背中側で支えようとしなということです。
背骨は大きく分けると、棘突起と椎体という部分に分かれます。
棘突起というのは、背中側の触れる部分ですが、これは支えるのには適していません。
この背中側の棘突起の部分で支えようとすると、棘突起と椎体の間を通っている神経を圧迫して痛みの原因となります。
実際に体を支えてくれるのは、体のだいたい中心にある椎体の部分です。
ですので体の真ん中のあたりで重さ(自分の重さと赤ちゃんの重さ)を支えるという意識を持っておくことも大切です。
2)手首の痛み対策
まず大切なことは手の力を抜いて赤ちゃんの頭の形に手を添わせるという意識を持つことです。
手指や手首を固めていると、当然手首にも負担がかかり、痛みの原因になります。
また手が固いとその緊張が赤ちゃんんも伝わり、赤ちゃんもご機嫌斜めになりやすいです。
赤ちゃんの重さを手首、腕だけで支えようとするとしんどいです。
なので腕を通して体の中心の方(背骨や肋骨)で重さを支えるという意識が大切です。
そのためには、肘のポジションが大事。
良い肘のポジションが見つけられれば、そこから背中や、胸の筋肉のサポートが得られます。
赤ちゃんの頭首の形に手を添わせ、シンプルに肘を曲げるという動作ができれば、楽に赤ちゃんをおっぱいの方に近づけることができます。
文章でお伝えするには、限界があるので今度「赤ちゃんを抱っこするときの体の使い方」を動画にとり、こちらでシェアしたいと思います。
もうすこしお待ち下さいませ。
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自分のことを自分で認識できるのは人間だけ
こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。
2ヶ月前に、息子が生まれたのですが、生まれたての赤ちゃんは自分と世界の区別の認識できていないそうです。
最近になって自分に手があることを発見したようでペロペロとなめています。
そういうふうに少しずつ自分がこの世界に存在しているということを認識していくようです。
おそらく人間以外の他の動物も皆そうだと思います。
人間だけが唯一、自分のことを自分で認識できる生物なんです。
これが意味していることは何か?
最新の物理学では、観測者によって観測される物の状態は変わるということが証明さえれています。
人間の世界で言い換えると、人がどのように相手のことを見えているかによって、相手の状態は変わるということです。
相手を信頼していれば相手は自信を持って行動できる。
相手のことをコイツは当てにならないと思っていれば、相手はそれをなんとなく感じとって自分のやることに自信が持てなくなる。
という可能性があることを示しています。
ここで、人間だけが唯一自分のことを自分で認識できる存在だということを踏まえると、人間は自分のことをどう思うかで、自分の状態を変えることができるということになります。
つまり自分のことをどう思っているかが決定的に大切なのです。
セルフイメージですね。
これは以前から心理学でも大事だと言われていることですが、科学的にも証明されているんです。
あなたは自分のことをどう認識していますか?
あなたはどんな人間ですか?
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「ことばと体のレッスン」に参加してきました。
こんにちは、アレクサンダテクニーク教師の土橋です。
今日は「ことばと体のレッスン」という会に参加してきました。
アレクサンダーテクニークを教えて3年が経ちました。
ずっと教えていると、どうしてもマンネリするところが出てきます。
そんな時は、自分のレッスンとじっくり向き合って自分で打破していくか、外に助けを求めるかのどちらかです。
僕の場合は、すぐに外に求める傾向があります笑
もっと自分で探求しないとと思いつつも、、、
でも今回この「ことばと体のレッスン」に参加させて頂いて本当に良かったです。
自分がアレクサンダーテクニークに始めて出会った感覚を思い出すことができました。
人と出会うってどういうことだろう?
今ここにいるとは?
伝えるってどういうこと?
などなどこのレッスンでは、「生きる」っていうこととダイレクトに体験することができました。
初心を思い出せましたね。
それってすごく楽しいことです^^
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「姿勢と体の使い方レッスン」アレクサンダーテクニーク教師の独り言
はじめまして。
姿勢と体の使い方を専門に教える仕事をしています。
アレクサンダーテクニーク教師の土橋健一です。
このブログでは思っていることを気ままに発言するマニアックなブログにしたいと思っています。
毎日更新しますので、マニアックな人は是非みてください!
そもそもアレクサンダーテクニークってマニアックな怪しい名前ですよね。
オーストラリア人のアレクサンダーさんが始めたので、こんな怪しい名前になってしまいました(笑)
でもやってることはシンプルです。
楽で自然な姿勢や動きをお伝えするだけです。
ここで「姿勢と動き」と言っていますが、実は、姿勢と動きに違いはありません。
「姿勢」って姿の勢いって書きますよね!
だから実は姿勢も勢い、つまり動きなんです。
なので良い姿勢をキープしようとするのは、体には良くないです。
なぜならどんな姿勢の時も動いているんですからね。
良い姿勢をキープしようとするのではなく、姿勢とはバランスを取り続けていること
このように意識するのが大切です。
ではまた明日。
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